はり・きゅう治療

はり・きゅう治療を受けられる方へ


使用するはりは、毛髪程度の太さからいろいろありますが、
国家資格を有する施術者が適切に治療するため痛くありません。
ツボによっては、大変気持ち良く感じます。また、お薬のように副作用もありません。
はり本体も一本ずつ個包装された
ディスポーザブル(使い捨て)タイプのものを使用し、
再利用は一切行っておりません。
患者様への負担が少ない高品質な日本製品を使用しております。

腰痛、五十肩、神経痛、肩こりなどの痛みやコリのある病気に大きな効き目があります。
これは、はり・きゅう治療により血液の流れをよくしたり、
痛みを止める物質(エンドルフィン)が、身体の中で出来たりするためです。

はり・きゅう治療では、病気の発生している部分と同じように、
身体全体の体質も重要と考えます。
これは、体質が悪くなってそのヒズミが病気となって、
その部分に出てきたのではないかと考えるからです。
“病気より立ち直る回復力”、病気に負けない抵抗力のある体質への(病気の予防)改善をはかります。
全身につらなる300ヶ所以上のツボを利用して全身調整を行い、
本当の意味の健康体づくりを、治療の大きな目的にしています。

よくあるご質問

Q.はり治療後にお風呂に入ってもいいですか?


注射針と違うので入浴可能です。
はり治療の傷口は、治療後1時間程度でふさがるので入浴していただいても大丈夫です。
はりは自律神経系にも効果があるので、治療後に入浴すると治療効果がさらに上がります。

はり治療後、入浴できない場合もあります。
リンパ性の浮腫や重度の糖尿病の患者様は、稀に手足や足先の傷口から雑菌が入ることがあります。
治療にあたる鍼灸師が使用するはりや、刺激方法を選んで治療をします。

Q.妊娠中でも、はり治療を受けられますか?


妊娠初期でもはり治療は可能です。
お薬のように副作用がないので、つわりの治療を目的に行う方もいらっしゃいます。
ホルモンバランスの関係で椎間板が緩むと、自然分娩が困難になることもあるので、腰痛の施術を受ける患者様もいらっしゃいます。

つわりは、拒絶反応です。
体内に自分と違う遺伝子を育てるので、妊娠した女性は自分の免疫力を調整することで胎児を受け入れます。
そのため、女性は自己免疫疾患がおこりやすくなります。
将来、リウマチや膠原病になるリスクを減らすように、つわりのはり治療をすることがあります。
つわりのはり治療は妊娠初期から可能です。

逆子のはり・きゅう治療は、古くから知られています。
はり・きゅう治療で逆子を治すことができます。胎児が大きくなるほど、逆子を戻すことが難しくなるので、
逆子である事がわかったら、早い機会にはり・きゅう治療をお試しください。

出産時には、ホルモンの影響で椎間板や骨盤が緩みます。
慢性腰痛や椎間板ヘルニアでは、息むことができないので、出産前に腰痛の治療をする患者様が多くいます。
腰の治療については、安定期に入ってからおこないます。
足がむくむ患者様の治療は、妊娠5か月くらいからおこないます。

Q.金属アレルギーの人でも治療を受けて大丈夫ですか?


金属アレルギーでも大丈夫!
金属アレルギーは、金属が体内で分解してイオン化することでおこります。
10分から20分程度のはり治療では、イオン化がおこらないため金属アレルギーが発症しないのでご安心ください。

イオン化が起きない医療用ステンレス
医療用ステンレスはイオン化が起きにくくできています。
当院で使用するはりはすべてステンレス製なので、はり治療ではイオン化が起きません。
更に、はり本体にも表面にシリコンコーディングが施されている製品を使用していますので、直接ステンレスが身体に触れることがありません。
治療の中で、シール状のはりを皮フ表面に貼ることがあります。
そう言った場合では、ばんそうこうで僅かにかぶれることがあるかもしれません。

金属アレルギーに似た症状で、アルコールかぶれのことがあります。
アルコールかぶれは比較的多い症状です。
アルコールを使用していない消毒剤を使うことで症状がおこらなくなるので、
アルコール過敏症の方や、治療後皮膚の状態に異常を感じた方は担当鍼灸師にお伝えください。

 

はり・きゅう治療が有効な症状の例

痛みのある症状

施術料金:3,850円(税込)
施術の内容によってお値段が変わる場合があります。
詳しくはご来院の上、施術者にご相談ください。


ギックリ腰とは急に重いものを持った時に起こる急性の腰痛。無理をするとクセになるので早期のはり・きゅう治療が大切です。

いわゆる筋(すじ)をちがえた状態。寝ちがえに限らず筋をちがえた痛みに、はり・きゅう治療はすばやく、しかも素晴らしい効果を発揮します。

頭痛は何も風邪の時だけとは限りません。目の疲れ、高血圧、虫歯、ストレスなどなど。慢性頭痛解消にはり・きゅう治療は最適です。

40代から60代の方が多くかかる退行性変化(老化)のひとつです。放置しておくと手を挙げることも辛くなります。早期のはり治療ほど大きな効果が期待できます。

肋間神経痛に限らず、三叉神経痛、坐骨神経痛など神経痛全般に、はりは絶大な効果を発揮します。

近年はパソコンやスマートフォンの利用や育児などで、首・腕・ひじの痛みに悩む人が増えました。はり・きゅう治療がよく効きます。

現代病のひとつとも言えます。高血圧、低血圧、心配事、ストレスと原因は様々ですが、はり・きゅう治療による血行促進で気分までスッキリとさせましょう。

打ち身の激痛に即効性があります。ケガがつきもののスポーツ選手の間でも、はり・きゅうは人気の高い治療法になっています。

ひざ関節の冷え、むくみ、水がたまる、腫れる、痛みなどの初期症状を取り除くには、はり・きゅう治療が大変効果を発揮します。

原因となる病気を治療することが先決ですが、軽い手足のシビレやマヒには、はり・きゅう治療が最適です。

交通事故の症状として最も多く首回りの運動障害、手のしびれ、視力障害、吐き気、めまい、無気力症などを起こします。キッチリとはり・きゅう治療を受けることが大切です。

乳幼児へのはり治療

施術料金:550円(税込)

夜泣き、かんむし、夜尿症などに小児はりが最適です。
痛みは全くないので、注射を恐れるお子様でも安心して治療を受けられます。

乳幼児に起こりやすい症状
夜泣き   食欲不振
かみつく  夜尿
扁桃炎   イライラ
掻きむしる 爪をかむ
髪の毛を引っ張る
小児ぜんそく


小児はりは身体に刺さず、軽い皮フ刺激による治療法で、気持ちよく、眠くなってしまうほどです。

ローラーやスプーン状のものを使用します。

小児の身体は未発達で発育の途上のため、わずかなストレスにも過敏に反応します。これにより一種の小児神経症になるためと考えられています。

これらの症状に大きな効き目をあらわします。子供の病気に対する抵抗力を高め、より良い発育を助けます。
症状にもよりますが、通常毎月3~5回程度、定期的に治療を受けるとよいでしょう。